院長

適切なフッ素使用でむし歯予防を

こんにちは。院長の小林です。

秋風が気持ちいい、過ごしやすい季節になりましたね。

外で元気に遊ぶ子どもたちの笑顔にも白い歯が光ります。

子どもの歯は大人に比べてむし歯になりやすいものです。

主な理由として

・乳歯や生えたての歯は大人に比べて歯質が弱い

・歯列がでこぼこして整っておらず、歯が磨きにくい

(特に永久歯で奥に生えてくる6歳臼歯は要注意です!)

などの他に、幼児は歯を磨くのを嫌がったり、学童期になると親の仕上げ磨きがなくなり、歯磨きが不十分になったりすることも要因になっているかと思います。

子どものむし歯予防で一番に思い浮かぶのは「フッ素塗布」という方が多いのではないでしょうか。フッ素塗布には歯のエナメル質強化、歯を溶かす酸に対する抵抗力アップ、溶け出した成分を戻す再石灰化を促す作用などがあります。

最近は市販されている歯磨き剤のほとんどにフッ素が配合されています。

市販の歯磨き剤にはフッ素濃度100ppmほどのものから1,500ppmまで幅がありますが、年齢によって適切な濃度は異なりますので、ご注意ください。

歯科医院での定期検診とフッ素塗布、ご家庭での適切なケアの併用でお子さまの歯の健康を守りましょう。ある程度大きなお子さんでも、しっかり歯磨きができているかたまにはチェックしてあげてください。もちろん、普段の食生活(ダラダラ食べをしない、甘いものの摂り過ぎなど)にもご注意くださいね。

11月8日は何の日?

11月8日は何の日かご存知でしょうか?

知らない方でも、もしかしたらすぐにピン!ときたかもしれませんね。

 

そう、毎年11月8日は「いい歯の日」なんです!

 

 

「い(1)い(1)歯(8)」

…これ以上の説明が必要ないくらい、とても覚えやすいですね!

 

「いい歯の日」は歯科保健啓発活動の一環として1993年に設定されました。

新聞広告やTVコマーシャル、ポスターなどで一度はその名前を目にしたことがあるのではないでしょうか?各地域でイベントなども開催されていますので、ご興味のある方はホームページなどで調べてみてください。

 

「お口の健康と全身の健康は大きく関係している」ということが最近の研究でわかってきています。

 

たとえば高齢者においては、歯が多く残っている人ほど認知症の割合も少なく、高齢者の寝たきりの原因になりやすい「転倒」をしにくいことがわかっています。また要介護認定を受ける割合も歯が多く残っている人の方が少ないそうです。

 

「歯を多く残す」ことは「よく噛めて、しっかり食事・栄養を摂ることができる」ということだけではなく、体のバランスを保ち、また、長く健康的な生活を送る上でも非常に重要なのですね。

 

もちろん自分の歯が多く残っているのに越したことはないですが、もし歯を失ってしまったとしても、入れ歯などを使用して補うことは可能です。その場合は歯科医院でしっかり入れ歯の調整をして、噛み合わせを良く保つことが重要です。

 

「80歳で20本の歯を残そう」という運動が始まってから30年ほど経ちます。

1988年の調査では80歳以上で20歯以上有する者(8020達成者)の割合はたったの7.0%だった状況が、2016年には51.2%まで上昇しました。

これはこの30年の間に日本人の健康維持への意識が向上し、むし歯や歯周病予防への意識が高まった結果に他なりませんね。

 

そして、最近、健康寿命を延ばす、ということから注目されているのが『噛ミング30(サンマル)』です。

一口30回を目安によく噛むことを意識するためのキャッチフレーズで、小さな子供から、高齢の方まで、生涯を通して、よく噛むことで、健康寿命が延びることがわかっています。

まだ若い方も、将来の明るく健康的な生活のために今から歯科で定期的にメンテナンスを受けて、毎日のご飯を美味しく楽しく、よく噛んで食べましょう!!数十年後のお口の状態が全然違いますよ!

秋風が歯にしみる・・・?

秋も深まり、吹く風が少しずつ冷たくなってきました。

あんなに暑かった夏が、もう遠い過去のことのようですね。

冷たい風が歯にしみることはありませんか?

「むし歯かな」

そう思って来院される方がよくいらっしゃいますが、実はそうではないことも多いのです。

みなさん「知覚過敏」という言葉を一度は聞いたことがありますよね?

  1. 一時的にしみる
  2. 冷たい(熱い)ものがしみる
  3. 甘いもの・すっぱいものでしみる
  4. 歯磨きで歯ブラシをあてた時にしみる
  5. 歯ぎしりや食いしばりをしてしまう
  6. 鏡で見ると、歯の根元がえぐれている

上にあげた項目がひとつでもあてはまるようでしたら「知覚過敏」の可能性があります。

 

加齢などで歯茎が下がるなどして、歯の表面を痛みや刺激から守ってくれる「エナメル質」で覆われていない歯の根元(象牙質)がむき出しになることがあります。そこに風や歯ブラシがあたったりしてしみるのです。

このような状態を知覚過敏といいます。

 

歯ぎしりで歯が摩耗したり、炭酸飲料やすっぱいものを頻繁にダラダラと摂取するなどしてエナメル質が溶け、象牙質が露出してしまうこともあります。

 

また、歯科で歯石取りやむし歯の治療をした時やその後に歯がしみる時があります。それも露出した象牙質が治療の際に刺激を受けて反応しているのです。
※だからといって治療の中断は逆効果ですので、最後まで必ず受診してくださいね!

 

知覚過敏に対しては、初めは歯を削らずに塗り薬などで対応します。

「歯がしみるな…」そう感じた時はまずは歯科へご相談ください。

 

 

なぜ痛みが出るのか?

その正しい原因を探り、早めの対応で痛みや歯のダメージが少しでも少なくすむようにしましょう!

そろそろ秋がやってきます

♪♪
あれ松虫が、鳴いている
ちんちろちんちろ、ちんちろりん
あれ鈴虫も、鳴きだした
りんりんりんりん、りいんりん
秋の夜長(よなが)を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ
♪♪
きりきりきりきり、こおろぎや
がちゃがちゃがちゃがちゃ、くつわ虫
あとから馬おい、おいついて
ちょんちょんちょんちょん、すいっちょん
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ
♪♪

ご存知、童謡「虫の声」です。

どこからか「リーン リーン…」ときれいな音色が聞こえ始めると
「ああ、夏も終わりに近づいているんだなぁ…」と気づかされますね。

でも、実はきれいな音色が聞こえるけれどその姿は見えない…
そんなことが多いのではないでしょうか?

中でも、特に「クツワムシ」「ウマオイ」は一般的にはどのような虫なのか
知らない方が多いと思います。

突然ですがここでクイズです!

これはクツワムシとウマオイ(正式にはハタケノウマオイ)の写真です。
それぞれどちらか、わかりますか?




同じキリギリス科のなのでよく似ていますが、
正解は、①の足が茶色い方がクツワムシ、②がウマオイです。

心なしか「馬」っぽい顔つきをしているからウマオイ?と思いましたが、
実は漢字で書くと「馬追」。

馬子が馬を追う声に似ているところから名づけられたそうです。

対してクツワムシは「馬の口にはめたクツワ(轡)が鳴る音に似ている」ところから
その名がつけられたとのこと。
偶然ではありますが、どちらも馬にちなんだ由来でおもしろいですね。

どちらも昆虫や草など、いろいろなものを食べる食欲旺盛な虫だそうです。
短い一生、次の世代へその小さな命をつなぐために
もりもり食べて精一杯生きているのでしょうね。

 

私たちもそろそろ夏の疲れが出てくる頃です。
夏バテは実は口臭を強くしたり、歯周病を悪化させたりします。
(気になる方はご相談ください!)

厳しい暑さもあと少しです。しっかり食事や睡眠をとって、残暑を乗り切りましょう!

熱中症予防と糖尿病と虫歯


こんにちは。院長の小林です。

毎日、本当に暑い日が続きますが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。

連日のように、「最高気温の更新」や「熱中症」についての報道がされていますが
エアコンを上手に使い、猛暑を乗り越えましょう。

また高齢になると、温度に関する感覚が低下し、熱中症に陥りやすい傾向があります。
覚えておいていただきたいことを以下に記載しておきますので、ぜひご一読ください。

感覚に頼らない

ご自分の感覚には頼らず、「気温・湿度計」を準備して客観的に判断してください。最近は危険な環境になるとアラームや表示でお知らせしてくれる「熱中症計」も比較的安価で販売されています。ぜひ活用してみてくださいね。

室内・夜だって危険です

最近は夜になっても気温が下がらず熱帯夜になる日が多くなっています。眠っている間に無風・高温多湿になるのは危険です。扇風機などを利用して、なるべく涼しく、風通しが良い状況でおやすみください。エアコンは2~3時間ほどで切れるタイマーには設定せず、28℃くらいの設定で朝までつけておくようにしましょう。

夜も水分補給をしっかりと!

よく「夜中にトイレに行きたくなってしまうから」と、水分を摂ることを控える方がいらっしゃいますが、これは脱水につながってしまい、大変危険。水分はしっかり摂り、枕元にお水を用意し、目が覚めた時にも飲むと良いでしょう。

スポーツドリンクに頼らず、食事と水分補給、休養をしっかりと!


熱中症予防のための水分補給は、スポーツドリンクや経口補水液などが原則のように言われていますが、スポーツドリンクには大量の糖分が含まれています。

その量とは500㎎のペットボトル1本あたり20~30g。スティックシュガーに換算すれば約7~10本分にもなるのです。暑い盛りには、1本分のスポーツドリンクをのどに流し込むことなど簡単です。「熱中症予防だから」と毎日数本も飲んでしまうと、どうなるでしょうか。砂糖の摂取量は、1日あたり20gが適量と言われています。

明らかに糖質オーバーの状態になり、急性の糖尿病、別名「ペットボトル症候群」になってしまいます。

子どもだって、ジュースやスポーツドリンクを飲み過ぎれば、誰でも簡単に糖尿病になります。子どものうちからスポーツドリンクを日々大量に飲んでいると、膵臓(すいぞう)のβ細胞が疲弊し、ある日突然、糖尿病を発症しかねないのです。また、WHOでもこれらのドリンクと、むし歯や肥満との関連が指摘されています。

夏になると食欲も減退し、食も細くなって体力が下がりがちです。規則正しい生活、バランスの良い食事・栄養を心がけ、また、しっかり睡眠・休養をとって、猛暑に負けにくい身体にしましょう!

※もちろん当院へのご予約が入っている場合も、体調が優れないときなどは無理をなさらないようにしてくださいね。

旬の食材を食べて元気に過ごしましょう!

こんにちは!院長の小林です。

つい最近まで厚いコートを着て出かけていたと思ったら、もう衣替えです。
街中の中高生も半袖の制服になり、ずいぶんと軽装になりました。

日本の6月といえば…やっぱりジメジメの「梅雨」

熱帯雨林などのスコールとは全く違う、日本の「梅雨」と同じ現象は海外にもあるのでしょうか?

ちょっと調べてみたところ、梅雨前線にはヒマラヤ山脈やチベット高原の上空を吹く偏西風が大きく影響しており、ヒマラヤ山脈より東側の中国や韓国では梅雨があり、反対側のヨーロッパや、この山脈に関係しない北アメリカなどには存在しないのだとか。
日本の梅雨と同じような気象現象が起こる地域は世界的には多くないようでした。

ところで、日本でこの時期に旬を迎える魚は「イワシ」ですね。

 

この時期のものは「入梅イワシ」と呼ばれ、脂がのってとても美味しくなります。
イワシは栄養が豊富で、カルシウムやリンの吸収を促進し、歯や骨を強化する働きのあるビタミンDが多く含まれます。
さらにはイワシのカルシウムは吸収率が高いので、「一度で二度オイシイ」と言えますね。

旬とは、「一番生育条件が良い環境で育ち、最も成熟している時期」です。
旬のものが美味しく、栄養価が高いのは当たり前のことなのかもしれません。

人間もまた、旬のものを体が必要としています。

たとえば夏の野菜や果物。
トマトやキュウリやナス、スイカなどには水分が多く含まれ、内側からほてった体を冷やしてくれるのです。

縦に長い日本列島。
梅雨入りも梅雨明けの時期も異なりますが、美味しいものを食べて、
自然の力で毎日元気に過ごすことができたら良いですね。

これから湿度も温度も上がってきますので、くれぐれも食中毒にはご注意ください!