マスクの中のニオイの原因

こんにちは。

秋も深まり、各地の紅葉の話題がニュースで取り上げられるようになりました。少しずつ観光も再開していることも明るい話題ですね。

それでもまだまだマスクは必須な中、一日中付けていると、「マスクがなんだか臭うなぁ…」と感じることがあると思います。

口腔内には無数の細菌が生息していて、呼吸をしたり、会話をしたりして過ごすうちに、その細菌がマスクに移り、さらに呼気に含まれる湿気によって細菌が増殖し、その細菌が臭いの原因となっているのです。

口腔内の細菌の多くは舌についている「舌苔(ぜったい)」に生息しています。舌苔とは、舌についている白い苔のようなもののこと。この正体は舌の表面にある凸凹に食べかすや細菌などが溜まり苔のようになったものです。細菌のかたまりであるこの舌苔は、時に高齢者の誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の原因にもなります。

そもそも舌苔がつかなければいいのに、と思いませんか?

ゆっくりと一口30回以上を目安に、よく噛んで食事をすると、舌苔がつきにくくなります。噛むことで得られる様々な健康効果を引き出すためには、流し込んで飲み込まず、自分の唾液でしっかりとドロドロになるまで噛むことが大切です。食事中は飲み物を控え、食前や食後に飲むようにしましょう。

舌苔は適度に取り除くことが必要です。

ブラシで取り除く方法は、注意しないと舌を傷つけ、余計に舌苔がつきやすくなったり、味覚が鈍くなったりする場合もあります。

そこでおすすめなのが、食後にお茶や水を口に含み、舌を口の中の天井(上顎)に擦り付けて洗い流す方法です。舌や唇の体操にもなり、唾液の分泌が良くなりお口を閉じる筋肉も鍛えられます。

昔の人が食後にお茶を含んでもぐもぐ動かしながら口の中を綺麗にしていたのは、理にかなっていたのですね。

最後に、ついてしまった舌苔の取り方です。

歯みがきの時に一日一回だけ、できれば専用のブラシで舌を傷つけないように優しくサッと行いましょう。(※絶対にゴシゴシこすらないでください。
ブラシは舌の奥から手前に向かって一方に向かって行います
頑固な舌苔には、専用のジェルを使ってみましょう。決して一度で無理に取り除こうとしないでくださいね。

気になること、困ったことがありましたらお気兼ねなくご相談ください。