こんにちは。
6月は梅雨の季節ですね。雨でじめじめしたこれからの時期は気分が沈みがちですが、
医院の庭の沙羅双樹に白い椿に似た美しい花が咲く季節でもあります。
5月末現在、つぼみがどんどん膨らんでいます。花を見るのが待ち遠しいですね。
さて、梅雨の時期にはカタツムリを目にする事も多いですね。
カタツムリの口の中には歯の生えた舌があります。
この歯の生えた舌は「歯舌(しぜつ)」と呼ばれ、表面を拡大して見ると
ごく小さな歯が1万個以上びっしりと並んだ、おろし金のようなつくりをしています。
カタツムリはこの歯舌で葉っぱなどを削りとって食べています。
使うことで歯舌がすり減ってくると、新しい歯舌が作られて何度も生え変わるそうです。
一方、人間の歯は一度だけ、乳歯から永久歯に変わる時にしか生え変わりません。
むし歯や歯周病で、大切な歯を失ってしまわないよう、毎日のケアが大切です。